ビジネスに適した英語学習法

5th May 11

今回は効率的ではない可能性が高い英語学習法の分析を行います。先日もアメリカではなく台湾出張だったが、相手の流暢な英語が全然聞き取れなかったというご相談があったばかりです。

 
日本人の英語レベルは世界標準で最底辺ですから何とか学習効率を上げなければなりません。一方で、日本人が子供のころから英語学習やそれにかけるお金は決して他国と比較して少ないとは言えません。日本にはとてつもなく非効率な学習法が存在しているに違いないのです 
 
結論から述べますと、日本の英語学習の悲劇は、英語音声識別と英語表現認識が未分化で、非効率である点です。そして、音声識別、つまりリスニング学習方と考えられている演習も、実は単なる英語表現の学習であることが多いのです。
 
そして、リスニングに特化している学習方でも、実際には音声の識別作業は行われないことが多いのが実情です。
 
非効率でも、リスニング学習者の意欲や能力や置かれた状況によっては学習者の能力をあるレベルまでは伸ばしてくれる場合があります。ですから、検証されていない迷信のような学習方もあります。
 
例えば、ニュースや音楽の英語を聞き流すだけでマスターすることは時間効率から考えればかなり効率の悪い方法だと言わざるを得ません。聞き流すという学習法は多くの英語学習者が一度は試してみる方法でもあります。
 
洋楽ファンで毎日英語の歌を聞いている人は大勢います。今なら、特に若い人たちはケシャやガガの曲を聴いていることでしょう。またその中にはプロの歌手ではなくても台詞に興味を持ち、英語の文や内容を理解した上で音楽を聴いている人もいます。さらにそのような洋楽ファンの中にはとても上手くカラオケで英語の歌える人もいます。しかし、これらの人の聞き取り能力が高いのかというと決してそうではないことは皆さんが御存知の通りです。
 
 

中野正夫 イフ外語学院学院長
鹿児島ラサール高校卒業後渡米し、サンフランシスコ州立大学で都市学を専攻、卒業。イフ外語学院を設立以来32年間、日本と日本人の国際化をテーマに教育に従事。
主な著書 TOEIC®test 990点 即解シリーズ「即解文法」「即解リーディング」「即解リスニング」3部作(ジャパンタイムズ社)
「News Digest」TOEIC®・TOEFL®テスト向け問題と解説(ジャパンタイムズ社)「MBA留学サクセスガイド」(中央経済社)

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